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ジューンベリーの実は誰のもの?

桜の頃に咲く白い花、新芽の緑、夏の赤い実と葉のコントラスト、秋には実が熟し、色づく葉を楽しみに植えたジューンベリー。

 

花が終わり実が赤く色づき始めると、ヒヨドリやオナガ、最近はカラスまでも赤い実を食べにやってくる。

 植えた始めの頃は、

”あれ、実の収穫は秋なのでは?”と思ったが、

鳥たちは赤い実を目ざとく見つけ、梅雨前のほんの数週間で実はすっかり無くなってしまうのだ。

赤い実と緑の葉のコントラストの美しさは…どこへ?!

 

もう少し熟したらいい感じになるなぁと思った翌日には、赤い実はもう無い!!

毎年毎年鳥に負けている。

ジューンベリーにしても、鳥に種を運んでもらってどこかで子孫を残せたら、それは本来の目的を果たしているのだから、

鳥とジューンベリーはwinwinの関係なのよねと、

ここ数年は鳥にあげてもいいかと実を取ることをあきらめていたのだが…。

 

今年はちょっと頑張って、鳥に負けないよう手の届く範囲で実を収穫し、ジャムを作ってみた。

時には、私にもお裾分けを……ね。